築40年の一戸建ては、売れないかもしれないと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、古い家でも売り方の工夫とコツを把握することにより売却可能な場合が多いです。
この記事では築40年の一戸建てを売却するための方法とコツをご紹介します。
築40年の一戸建てを売却する方法とは
木造の一戸建ての耐用年数は22年といわれているので、築40年の一戸建てに物件としての価値はありません。
しかし、物件の価値がなくても、売れる方法がいくつかあります。
まず、更地にしてから土地として売り出すことを検討しましょう。
注意点として、解体費用が木造一戸建てだと、1坪当たり3〜5万円かかります。
次に、古家付き土地での売却を検討しましょう。
解体して売却するのと同様に、土地を購入したい方に向けて売り出す方法です。
価格は解体が必要な分安くなりますが、物件を残したまま手放すことができます。
そして、水回りや内装をリフォームしてからの売却も検討しましょう。
フルリフォームでなくても、安くて水回りなどが綺麗な家を購入できるとなると売れる可能性は上がります。
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築40年の一戸建てを売却するときにかかる費用とは
必ずかかるのは、売買が成立した際に支払う仲介手数料、建物滅失や所有権移転などの登記費用、売買契約時に支払う税金である印紙税、土地の正確な広さをしらべるための測量費が考えられます。
場合によっては譲渡所得税という税金がかかるときもあります。
譲渡所得税とは、売却益を得た際に支払う住民税と所得税のことです。
家を売った際に支払うべき譲渡費用と家を購入したときの費用である取得費を差し引いた金額が譲渡所得となります。
プラスの時に課税されますが、マイナスの時は税金がかかりません。
築40年の一戸建てになると取得費を遡って調べる必要があるので注意が必要です。
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築40年の一戸建てを売却するときのコツをご紹介
まず、瑕疵担保保険への加入を検討しましょう。
瑕疵担保保険とは、購入した住宅に住み始めてから欠損や不具合が起きた際に修理費用が支払われる保険です。
築40年になる物件は見た目が綺麗であったとしても、シロアリなどの不具合が生じるときがあります。
しかし、加入対象は昭和56年6月1日以前に建築確認を受けたものでなければならないという条件が付いているため注意が必要です。
次に、解体の前に再建築不可の土地かどうかの確認をすることもコツの1つです。
古家付き土地として購入したにも関わらず、解体後に新しい物件の再建築不可となると、トラブルの元になります。
再建築可能であることを証明できるようにしておく必要があるでしょう。
そして、古い土地は境界線が曖昧で、広かったり狭かったりするときがあります。
測量を依頼して境界線を確定させると売れやすくなります。
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まとめ
築40年の一戸建ては建物の価値はありませんが、土地としての価値は残っています。
建物の解体や古家付き土地として売ることなどを検討してみましょう。
なかなか売れないときは、瑕疵担保保険への加入を検討したり、再建築不可の土地ではないかを調べたりしてみる必要があります。
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