袋小路という言葉を聞いたことがありませんか？
言葉だけ知っていてもどんな土地なのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは袋小路とはどのような土地なのか、そのメリットやデメリット、袋小路にある家の売却方法や価格についてご紹介します。
袋小路とは？袋小路にある家のメリットやデメリットは？
袋小路とは行き止まりになっている場所のことで、袋のように出入口が1つしかない家のことをいいます。
メリットとしては構造上、その家に住んでいる方か用事のある方でなければその場所に来ることがありません。
そのため周囲の視線をあまり感じることがなく、不審者の出入りにすぐ気づくことができます。
また、車の出入りもさほどないので安全ですし、周囲の環境も静かです。
デメリットは袋小路の道幅があまりないことが多いので車の出し入れが大変なことや、災害時に避難がしにくくなる可能性が高いことが挙げられます。
袋小路にある家は売却しにくい？袋小路の家の売却価格の影響とは
袋小路にある家は一般的な家よりも売却価格が下がってしまいます。
売却をする際に接道義務を満たしていない場合は、5～7割程度評価が下がってしまうこともあります。
接道義務とは「敷地が幅員4mの道路に間口2m以上接すること」という建築条件の1つです。
袋小路の家は道幅や間口が狭いことが多く、接道義務を満たしていないことが考えられます。
接道義務が満たされていない場合、家の建て直しをすることができません。
袋小路の家の前の道路が私道であることが多く、場合によってはその周辺に住んでいる方々の共有名義ではなく、誰かの名義になっていることがあります。
この場合、ガスや水道などの工事や修理が必要になったときに、道路の名義を所有している方に許可を取らなくてはいけません。
こういったややこしさも買い手が見つかりにくく、売却しにくい理由です。
袋小路にある家を売却する方法とは
袋小路にある家でも接道義務をクリアしているのであれば、家の印象を良くすることで売却することは可能です。
しかし、接道義務を満たしていない場合、再建築ができないため家の売却価格は低くなってしまいます。
家の評価額を上げるために、隣の家の土地を購入して接道義務をクリアしてから売却するか、逆に更地にして隣の家の方に売却する方法があります。
また、家の買主を探すのではなく、不動産会社に買取してもらうのも良いでしょう。
どちらも一般に売り出すよりもより高額で家を売却できる可能性があります。
ただし、隣の家の土地を購入してから売却する場合、その購入金額分高く売却できるとは限らないので注意が必要です。
まとめ
袋小路にある家であっても、接道義務をクリアしていれば、他の家と同様に売却することにさほど問題はありません。
しかし、接道義務を果たしていない場合は、家の売却価格が下がってしまいます。
隣の家の土地を購入するか、隣の家の方に売却できない場合は、不動産会社に買取ってもらうことをおすすめします。
京都市山科区の不動産売却ならKYODOハウジングにお任せください。
非公開物件情報を知るための会員登録や、不動産売却に関する査定相談は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
KYODOハウジング メディア 担当ライター
京都市・山科区で不動産を探すならKYODOハウジングにおまかせください！弊社スタッフが親切丁寧に皆様をサポートいたします。当サイトのブログでは不動産情報の記事を中心に周辺地域に関連した情報もご提供します。
