ゆったりくつろげるような庭のあるマイホームは、多くの方の憧れと言えるでしょう。
しかし実際に一戸建てに庭を造るとなると、具体的にどのように活用していくべきか悩んでしまうかもしれません。
そこで今回は、一戸建ての住宅に庭をつくるメリットやデメリットを踏まえながら、庭の活用方法についてご紹介します。
一戸建ての住宅に庭を造るメリットとは
住宅に庭を設けると、隣の家との間に一定の広さの空間が生まれます。
壁と壁の狭い隙間よりも風とおしが良くなり、庭に面した窓の日当たりも良好になるため過ごしやすくなるのがメリットです。
また、庭があれば自宅の敷地内でガーデニングや家庭菜園が楽しめます。
季節に合わせてさまざまな花や植物を育てられ、デザインやコンセプトによって個性的でおしゃれな庭を演出できるのです。
お子さまがいる場合は、目の届く範囲の遊び場としても機能します。
沿道に飛び出さないよう、小さな年齢のお子さまには越えられないような柵などを設けると良いでしょう。
一戸建ての住宅に庭を造るデメリットとは
一戸建ての庭は、こまめに手入れをしなければ雑草が伸び放題になってしまいます。
そのため、定期的な除草が欠かせず、きれいな庭を維持するためには手間がかかるのです。
また、植物のある庭には虫や小動物なども出入りするため、ハエや蜂などの虫対策も必要になります。
水溜りなどは蚊の発生源にもなるため、池を作る場合はこまめに底を掃除したほうが良いでしょう。
建物に囲まれた中庭でない限り、通行人の視線を遮るのが難しいのもデメリットのひとつです。
目隠し用の生垣やフェンスを作るなど、工夫を凝らしてプライバシーを守ることをおすすめします。
一戸建てに設けた庭の活用方法とは
一戸建て住宅に庭を造り、ブランコやすべり台などの遊具を設置すれば立派なお子さまの遊び場になります。
小さなお子さまを連れて家の敷地街にある公園へ行くのは大変ですが、自宅の庭であれば安心して遊ばせることが可能です。
子ども用のビニールプールを用意すれば、簡単な水遊びも楽しめます。
また、ウッドデッキを設置して椅子やテーブルを用意すれば、外にあるリビングとして活用できるでしょう。
このような庭の活用方法はアウトドアリビングと呼ばれ、自宅でリラックスして過ごすための有効な利用方法です。
庭の日当たりを使えば、遠くまでアウトドアに出かけなくとも自然を楽しめるでしょう。
まとめ
一戸建ての住宅に庭を設ければ、家族とのふれあいの場になるほか日常を忘れてリラックスするための空間もつくれます。
ただし、きちんと雑草を抜くなどの手入れをしなければきれいな庭は保てません。
定期的にメンテナンスをする習慣をつけ、自宅に個性豊かな庭をつくりましょう。
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