不動産が売却される理由はさまざまですが、なるべく早く売れてほしいと考えている売主の方は多いのではないでしょうか。
しかし不動産取引は購入希望者が現れて成立するものであり、売主の希望どおりに売却が進むとは限りません。
今回は不動産がすぐに売れない理由と売るための対策やポイントなどについて解説します。
不動産売却で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
不動産がなかなか売れない理由
不動産が売れない理由として考えられる1つ目の問題点は価格です。
その地域の相場より高い売却価格を設定していた場合、より安い物件に人気が集中し売れにくくなってしまいます。
2つめの問題点として考えられるのは立地です。
駅からの交通の便が悪い、周辺の治安が良くないなどといった立地的な問題点を抱えている物件は、価格が適正でも需要が低く売れにくくなります。
3つ目の問題点は売り出している時期です。
不動産売買の需要には波があり、1年を通して常に活発に取引がおこなわれているわけではありません。
4月・5月など引っ越し需要が落ち着いた時期に売り出すと、市場に動きがなく売れにくくなってしまいます。
不動産が売れない際にとるべき対策
売れない不動産に有効な対策の1つは価格の見直しと再設定です。
周辺地域の成約価格をリサーチして適正価格を探り、必要に応じて価格の引き下げをおこないましょう。
次の対策は物件のリフォームです。
もし興味を持つ相手が現れて内覧が決まっても、設備が破損していたり室内が汚れたりしていては購入意欲を下げてしまいます。
必要に応じてリフォームやクリーニングをおこない、不動産の印象を向上させましょう。
3つ目の対策は適正時期を待つことです。
前述したように市場が落ち着いている時期に売り出した不動産は、どうしても買い手がつきにくくなってしまいます。
価格や不動産の状態に問題がない場合は、市場が活発になる時期まで待ってみてください。
なかなか売れない不動産を売るために大切なポイント
不動産を売る際に押さえておきたいポイントの1つは売り急がないことです。
売りたい気持ちが先行してしまうと購入希望者にも焦りが伝わり、不利な値下げ交渉に持ち込まれる可能性があります。
売り出し価格についても一度下げた価格を上げることは難しいので、落ち着いて慎重に売却を進めましょう。
2つ目のポイントは広告の重要性を意識することです。
不動産会社の営業活動がターゲット層に届いているか確認し、必要であれば別途費用を支払って追加広告を出すことも検討しましょう。
3つ目のポイントは情報収集を念入りにおこなうことです。
周辺地域の相場や成約事例といった情報をリサーチしなければ、不動産が売れない理由は見えてきません。
十分に情報を収集したうえで不動産会社とも相談し、対策を考えてみましょう。
まとめ
不動産が売れない理由は物件ごとにさまざまですが、その原因を探ることで価格の見直しやリフォームなどといった対策が立てられます。
また、買い手の視点に立ちどのような不動産が魅力的に映るか考えてみることも大切です。
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