今回は「不動産売却の流れ」についてご紹介します。
まずは不動産売却の大まかな流れを紹介し、その流れの中で売主がやるべきことも解説。
そのうえで、売却活動の内容や、売却期間の目安などについてもお話ししていきますので、不動産売却を検討している方の参考情報としてお役立てください。
不動産売却の大まかな流れと売主がやるべきこと
不動産売却の大まかな流れおよび、そのステップごとに売主がやるべきことは以下のとおりとなります。
●1.相場の調査:売却予定の不動産はどのくらいで売れそうか、自分なりに近隣の物件の成約事例などを見て調べる
●2.査定依頼:不動産業者に査定を依頼して査定額を出してもらう
●3.媒介契約締結:売り出し価格や売却方法などについて不動産業者と合意できれば媒介契約を結ぶ
●4.売却活動開始:売却活動(販促活動)自体は不動産業者がおこなってくれるが、売主も内見などに備えて物件内や庭などの掃除や片付けなどを進めておく
●5.買主(購入検討者)との交渉:購入検討者から価格や引渡しの時期などについて交渉された場合は、仲介する不動産業者が売主と買主の間に立つ形で交渉をまとめていく
●6.売買契約締結:契約締結前に重要事項説明なども含めて、お互いに納得できる内容であることをしっかり確認しておく
●7.物件引渡し:買主の支払い(多くは住宅ローンの融資実行)と引き換えに物件を引き渡す
引渡しに関する手続きのほとんどは不動産業者がおこないますが、全体を通して売主も結構忙しそうな印象ではないでしょうか。
確かにいろいろな準備が必要ですが、事前に流れを把握しておくことで段取り良く進められるはずです。
不動産売却の流れのなかでも重要な売却活動の内容
不動産売却の流れのなかでも、不動産業者による売却活動は非常に重要なものです。
不動産業者のおもな売却活動は以下のとおりです。
●レインズ(不動産流通標準情報システム)に物件情報を登録する
●折込チラシやポスティング・自社サイトや店舗などで物件情報の公開
●その不動産業者が独自で持つ顧客リストなどを活用し、ターゲットを絞って物件情報を提供する
ただし、これらの売却活動がすべてできるのは「売却すること自体を隠さなくて良い」というケース。
売却することをご近所さんに知られたくない、といった場合は積極的に物件を知ってもらうための広告活動をおこなえないことになるため、見つけてもらえるまで時間をかけて進めていくといった形になります。
住みながらの売却活動も可能ですが、内見に備えての掃除や片付けは必須です。
また、売却活動のなかで購入検討者から値下げ交渉の話が出ることや、売却が長引くことによる売却価格の値下げ提案が不動産業者から出されることもあります。
不動産売却の流れ全体でかかる期間はどのくらい?
不動産売却のすべての流れにかかる期間の目安は、数か月~1年程度ですが、この流れのなかでも売却活動にかかる期間だけに絞ると1か月~半年程度というのが一般的です。
売却活動開始から半年を超えてもまだ売れない、という場合は売れない理由を一度考えてみることをおすすめします。
価格が立地や間取りなど、物件の条件と釣り合っているか?
そもそも引っ越しシーズンのタイミングを逃してしまっていないか?
不動産業者とも相談しながら、売れない理由を考えてみましょう。
特に価格については、ある程度の値下げも視野に入れてみることをおすすめします。
まとめ
今回は不動産売却の流れについて、売却活動に重点を置きつつ解説しました。
売主がやるべきこともなかなかたくさんありますが、流れに沿ってひとつひとつこなしていきましょう!
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