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自宅をリースバックに出す仕組みやメリット・デメリットを解説!

自宅をリースバックに出す仕組みやメリット・デメリットを解説!

憧れのマイホームを購入したけれど、新型コロナウイルスや不況の影響で、住宅ローンの返済を負担に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ローンの返済に限らず、まとまったお金が必要なときに、自宅を売却することを視野に入れるというケースも少なくありません。
今回は、そんな問題を解決するリースバックの仕組みと、メリットやデメリットについて解説します。

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リースバックとはどんな仕組み?

リースバックとは、自宅などの不動産を専門の不動産会社へ売却し、買主に対して家賃を支払うことでもともと住んでいた物件に住み続けられるという仕組みです。
物件の所有権は買主に移りますが、家賃を支払って住む賃貸物件と同じ状態で生活を続けられるのです。
物件を売却した費用はローンの返済や、まとまったお金が必要なときに用途を限定せずに使用できるため、お金に困っているときの資金調達方法の選択肢となります。

自宅をリースバックに出すメリット

通常、不動産売却で買い手が決まったら、その時点で自宅からは引っ越さなければなりません。
ですが、リースバックならば賃貸物件と似た扱いになるだけで、そのまま同じ物件に住み続けられるというメリットがあるのです。
同時にまとまった資金を手に入れられるため、ローンの返済や子どもの進学、病気の際の治療費など、さまざまな用途に使えます。
さらに、希望があれば売却時に「再売買予約権」という権利をつけて売買契約を結ぶことで、将来的に物件を買い戻せるというメリットもあるのです。

自宅をリースバックに出すデメリット

売却する側にとってメリットの大きいリースバックですが、同時にデメリットもあります。
まず、通常の不動産売却に比べて買い取り価格が安くなるというデメリットがあります。
同時に月々に支払う家賃が高くなる点もリースバックの大きなデメリットです。
リースバックにおける賃料は、売却価格のおよそ10%が相場です。
たとえば物件を1,500万円で売却した場合、月々の賃料はおよそ12万5,000円という額になります。
売却価格が高いほど月々の家賃が上がるため、ほかの賃貸物件を借りるほうが安いというケースもあるのです。
リースバックと似たシステムに、リバースモーゲージというものがあります。
これは、自宅を担保として融資を受け、所有者が亡くなった後に物件を売却して返済に充てる仕組みです。
リースバックは、このリバースモーゲージと違い、所有権がないという点がデメリットになります。

自宅をリースバックに出すデメリット

まとめ

リースバックとは、自宅を専門の不動産会社に売却し、家賃を支払うことでそのまま住み続けるシステムです。
リースバックの特徴を踏まえたうえで、自分に適した手段であるかを慎重にご検討ください。
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