所有している不動産を売却したいけれど、知人や近所の方には引越しを悟られたくないなど、家を売りに出したことを知られたくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は大々的な広告を出さなくても、非公開物件として不動産を売却する方法があるのです。
今回は、近所に知られずに不動産を売却する方法についてご紹介します。
近所に知られずに不動産を売却したい！仲介の種類とは？
不動産を売却しようと考えた場合、不動産会社に仲介を依頼するケースがほとんどです。
特に、物件情報を公開せずに購入希望者を募るのであれば、買い手を個人で探すのは限界があります。
とはいえ、一般媒介契約の場合、仲介を依頼しても似た物件を探している方に非公開物件として紹介ができる程度で、売却の効率はとても悪くなってしまいます。
しかし、専任媒介契約や専属専任媒介契約のような、レインズへの登録を義務化している媒介契約を利用することで買い手を募りやすくなるのです。
レインズとは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営するコンピューターネットワークシステムのことです。
全国の不動産会社のみが閲覧できるため、一般には情報を隠した状態で物件の購入希望者を全国から集められます。
そのため、近所や周囲の人に知られずに買い手を見つけられるのです。
ただし、専属専任媒介契約を選んだ場合、もしも買い手が見つからずに不動産会社への買取を希望することになったとき、仲介手数料がかかってしまうというデメリットがあります。
近所に知られずに不動産売却！業者買取もひとつの手段！
あまり時間をかけずに不動産を売却したいと考えるのであれば、不動産会社に買取を依頼する方法がおすすめです。
専任媒介契約を結んでいた場合、物件が売れなかった場合には買い取ってくれるなどの特約が付いているケースも多く、仲介手数料が不要というメリットもあります。
買取の場合、相場価格の7割程度の価格での取引となってしまいますが、その反面、訳あり物件などもスピーディーに売却できる可能性があるのです。
また、業者買取であれば情報を一般に公開する必要はありませんので、近所の人方や知人、親せきなど周りの方には内緒にしたまま物件を売却できるのです。
売却価格よりも、周囲に知られずにできる限り早く物件を手放したいという事情がある方には、おすすめの方法と言えます。
まとめ
不動産を近所に知られずに売却する方法として、レインズへの情報登録や非公開での仲介といった方法があります。
また、安くてもいいからすぐに売却したいのであれば、不動産会社に物件を買い取ってもらうという方法も有効です。
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