不動産を売却するときの手法である「ホームステージング」をご存知でしょうか?
中古の不動産物件は早く売れないと売り出し価格を下げざるを得ない事態を招きますが、このホームステージングを活用すれば売却までの期間短縮や、高値での売却も可能になるかもしれないのです。
今回はそんなホームステージングについて、どのような方法なのか、取り入れるメリットなどを解説します。
不動産売却の切り札? ホームステージングとはどのような方法なのか
「ホームステージング」とは、売り出し中の物件にインテリアコーディネートを施すことによって家を演出する方法です。
居住中の物件でも、空き家となった物件でも対応可能で、不動産のインターネットサイト用の写真を撮る目的から、実際の内見に対応する目的までさまざまです。
そんなホームステージングですが、決まったやり方はありません。
インテリアコーディネートに自信があれば自分でしてもよいですし、ホームステージングの専門業者に依頼すると有資格者である「ホームステージャー」が演出してくれます。
また、ホームステージング専門業者は必要な小物や家具の貸し出し、プロカメラマンによる写真撮影などのサービスがあります。
不動産売却時にホームステージングするメリット
このようなホームステージングですが、最大のメリットは売却期間の短縮につながるという点です。
一般社団法人日本ホームステージング協会による「第1回ホームステージング実態調査」によると、ホームステージングなしの物件の売却までの期間は平均120日程度、ホームステージングありの物件では平均40日程度と、期間が3分の1になっています。
売却活動の期間が伸びれば値下げの可能性も高まりますので、早く売ってしまいたい方はもちろん、なるべく高値で売りたい方にもメリットがあります。
ホームステージングの費用としては、居住中であれば5万円程度から、空き家の内覧対策に長期間家具などをレンタルするのであれば15万円程度から、といった相場になっています。
そんなに費用をかけたくない…と感じられるかもしれませんが、先ほどの「第1回ホームステージング実態調査」では、ホームステージングを施した物件は当初の査定額に比べて平均23万円程度高値で売れるという結果が出ています。
まとめ
今回は日本でも普及しつつある不動産売却の手法、ホームステージングについて解説しました。
中古不動産物件の売却には、買い手が購入後の良いイメージを描けるかが重要なポイントです。
出費にはなりますが、早く売却したい、高値で売却したいという方は試してみてはいかがでしょうか。
KYODOハウジングでは、京都市山科区を中心に不動産売買を行なっております。
会員様限定の非公開物件情報もございますので、より多くの物件情報をご覧になりたい方は、ぜひご登録のうえご相談ください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓