現在所有している家に住んだまま、不動産を売却したいと考える方は少なくありません。
空き家にして売るケースと、どう違うのか気になる方も多いでしょう。
この記事では居住中に不動産を売却することについてご説明します。
そのメリットとデメリットに加えて売却のコツや注意点にも触れるので、ぜひ参考にしてください。
居住中に不動産を売却するメリットとデメリットについて
引っ越してから売却する場合は次の住まいの場所によっては内覧への立会いが難しく、不動産会社の担当者に任せるケースも多いものです。
どんな相手かわからずに取引を進めるのは、不安を感じることもあります。
しかし居住中に売るのであれば、購入希望者と直接会ってその人柄や物件に対する反応を確認できるので安心感を得られます。
また内覧時に気になった点を質問すれば、居住中なのですぐに対応できる点もメリットです。
購入希望者の立場としても、直接売手に質問できるのはうれしいポイントです。
一方で、入居中のために不利になる点もあります。
内覧に立会うため、日程調整がスムーズにいかないケースも多いのです。
気軽に内覧できなければ、購入希望者が離れていってしまう場合があります。
そして購入希望者との間に生活スタイルのギャップがあると、内覧でむしろ悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
メリットとデメリットを踏まえて不動産会社からアドバイスをもらうなどして、できる限り売却に不利な点を補うことが重要です。
居住中に不動産を売却するためのコツや注意点について
居住中の売却は室内に家具や家電を置いているのがポイントです。
散らかっていたり、購入希望者の好みに合わなかったりすると不利になってしまう恐れもありますが、スタイリッシュな家具で綺麗にしておけば、空室の場合よりも格段に印象がよくなります。
見た目だけでなく臭いなどにも気を配り、必要に応じてハウスクリーニングを利用してみましょう。
購入希望者と直接会う際の好感度も、気をつけておきたいところです。
売手と買手がコミュニケーションを取りながら取引を進めるので、人柄の面での印象も重要になります。
あまりにもしつこく購入をすすめたり、態度が悪かったりすると、物件自体の好感度も下がってしまいます。
こんな人が住んでいる物件なら住みたい、と思ってもらえるように、立ち振る舞いには気をつけましょう。
まとめ
以上、不動産を居住中に売却することについてご紹介しました。
メリットとデメリットどちらの面も理解して、不動産会社からアドバイスをもらうなど、デメリットの面を補うことが大切です。
コツや注意点も踏まえておくと、空室の場合よりも有利に売却を進められる可能性があります。
不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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