京都市山科区は京都市街地や大阪のベッドタウンで、他地域からの移入者が多いです。
さて、不動産相場はどうなのでしょうか。
今回は、土地価格の変動や地価相場の高いエリア・低いエリアについて解説します。
山科区で住まいを探している方にとって有益な情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。
山科区不動産の土地価格相場の変動
土地価格相場は、坪単位47.6万円で14.4万円/㎡です。
なお、この価格は駅までの距離が12.2分、専有面積が63.6坪の場合で計算しています。
1年前に比べて19.0万円増(プラス45.6 %)と大幅に上昇しているのが特徴的です。
不動産価格が上昇した要因としては、駅から徒歩6分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加したことが挙げられます。
鉄道は、JR琵琶湖線・湖西線、京阪電車、京都市営地下鉄が区の中央を東西に走っています。
鉄道網が発達して住宅地が多く増えてきた地域です。
過去には音羽役出町1番25にある京都市営地下鉄東西線の東野駅から350mの土地が坪単価約101万円で売却されました。
また、椥辻中在家町9番3にある京都市営地下鉄東西線の椥辻駅から180mの土地は坪単価約89万円でした。
駅近物件ですと、高価で取引されます。
山科区不動産における地価相場の高いエリア・低いエリア
山科区において地価相場が高いエリア順に紹介します。
もっとも高いのは山科駅周辺で平均坪単価は約68万円です。
次に、東野の約53万円、椥辻の約48万円、御陵の約47万円、四宮の約46万円、小野の約42万円と続きます。
もっとも低いエリアは、追分の平均坪単価24万円です。
追分の平均坪単価における前年からの変動率はマイナス1%で、下降傾向がみられます。
最高価格地点は、京都市山科区音羽役出町1番25で30万6,000円/㎡。
最低価格地点は、京都市山科区大宅岩屋殿3番36外で5万2,100円/㎡です。
山科区全体でみると地価は上昇傾向でしたが、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により観光地・商業地において地価が下落する可能性があります。
実際に土地の売却や購入などをおこなう際は、不動産屋や不動産鑑定士、マンション管理士といった専門家のアドバイスを受けて、査定・見積もりをしてもらうとよいでしょう。
土地・家屋は、固定資産税の課税対象となり、登記簿によって自治体である京都市が管理し、京都市が課税をします。
自己申告方式をとっており、私たちには申告義務があります。
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まとめ
今回は、山科区の土地価格の変動や地価相場の高いエリア・低いエリアについて解説しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で先行きがみえにくいですが、専門家にアドバイスをもらって損なく取引をしたいところ。
地価相場の変動には注目しておくことが肝要です。
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