不動産会社のホームページをチェックすると、さまざまな不動産情報が掲載されており、一体どの物件を選んでいいか迷ってしまいます。
ところがなかには条件に合う物件がなく、担当者に相談すると「じつはホームページには載せていませんが、こんな物件があります」と非公開物件を紹介されることも。
なにやら怪しい雰囲気を感じる非公開物件ですが、なぜ非公開になっているのかその理由や、メリット、注意点などについてまとめています。
非公開物件について気になるならまずはお問い合わせを
不動産会社によっては会社のホームページに掲載されていない非公開物件を保持しており、必要に応じて紹介してくれることがあります。
なぜ表に出せない非公開物件が蓄積されているのでしょうか?
●自宅を売りに出していることを知られたくない
●賃料をかなり下げてしまい、既存の住人に知られたくない
●いわゆる事故物件
●既存顧客の条件に合致しており既存顧客への販売が期待できる
●間取りや環境などがよくすぐ入居者が決まりそうな優良物件
自宅を売りに出していることを知られたくない、という気持ちはわからなくもありません。
そのため非公開にされているのであれば納得できます。
賃料を下げてしまったがために公にできないケースもあるようです。
ただ賃料を大幅に下げるということは入居者が入らない理由もあるはず。
その理由がわからないとやや不安ですね。
ただし優良物件が含まれている可能性が高いので、非公開物件が気になる方は直接不動産会社に問い合わせることをおすすめします。
優良物件だけじゃない?非公開物件のメリットや注意点について
非公開物件のメリット
●不動産会社のホームページやレインズに登録する前の人気物件を紹介してもらえる
●賃料の安い物件を紹介してもらえる
●間取りや環境のよい物件がある
不動産会社のホームページに掲載する前にタイミングよく窓口に問い合わせれば「じつはまだホームページに掲載していませんが…」と優良物件を紹介してもらえるチャンスがあります。
ただし、最初から「非公開物件を紹介して」と上から目線で交渉しようとすると反感を買うため注意してください。
非公開物件の注意点
非公開物件だからと言ってすべての物件が優良物件ではありません。
家賃が相場の30%引きと聞けば「すごい!」と思いますが、じつは事故物件だったと聞けば青ざめてしまいますね。
また非公開物件だからといって賃料が割高に設定されていることもありますが、ほかのサイトで検索すると相場がわかります。
くれぐれも非公開物件という言葉に振り回されないようにしてください。
なかには担当者から「非公開物件」と言われたにも関わらず、ホームページに公開されていたという呆れたケースもあるようです。
まとめ
不動産会社が保有する非公開物件のなかには、家賃や販売価格がお得、環境や間取りが有利な物件もあります。
けれどそれら物件の事情を知らないと「こんなはずでは…」と後悔することも。
しっかり物件の内容をチェックして決断してください。
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