マイホーム購入のために住宅ローンを申し込む方の中には、自営業の方もいらっしゃいます。
しかし、自営業の方は会社員よりも住宅ローンの審査が厳しいと言われていますが、それはなぜなのでしょうか。
今回は、自営業の方の住宅ローン審査についてご紹介します。
自営業者の住宅ローン審査が厳しいと言われる理由
まずは、自営業の方がなぜ住宅ローン審査に通りにくいと言われているのか、その理由からご説明します。
理由はずばり、「長く安定して返済できる能力があるかどうか」です。
住宅ローンの返済は何十年にもわたるので、その間きちんと返済できる方でないと、融資した銀行が損をしてしまいますよね。
そのため、返済能力は住宅ローン審査の重要なポイントとなるのですが、会社員の場合は毎月決まった額の給与を得るため、安定した収入と返済が見込めると判断されやすくなります。
一方、自営業の方はご自身で経営して収入を得ますが、会社員の方と比べると毎月の売上額が決まっておらず、収入額が安定しません。
そのため、万が一経営がうまくいかなくなって売上が下がってしまった場合は、住宅ローンの返済が滞る可能性もあります。
そうした点から、自営業の方は会社員と比べて住宅ローンの審査が通りにくいのです。
自営業者が住宅ローンを申し込むならフラット35がおすすめ
先ほど、自営業の方が会社員の方と比べて住宅ローンの審査に通りにくい理由をご紹介しましたが、まったく審査が通らないというわけではありません。
十分な収入があって安定した返済が見込めることを証明できれば、自営業でも審査に通る可能性も高くなります。
また、銀行が出している住宅ローンの審査通過が難しいなら、「フラット35」を選択するのも良いでしょう。
通常、自営業の方が銀行の住宅ローン審査を受ける場合、収入の安定性を判断してもらうために3期分の所得を証明しなくてはいけません。
一方でフラット35は、直近1期分の所得を証明できれば審査を受けられます。で受けられるからです。
たとえば、自営業を始めて1年以上経っていて年収・借金・信用情報などの条件を満たしていれば、申込みができるのです。
もし1年を経過していない場合は、申し込み時点までの所得を年収に換算して審査できる点も魅力です。
なお、自営業の方が審査を申し込む際は、収入を証明する書類として納税証明書が必要です。
納税証明書は、自治体によってはコンビニで取得できるところもありますので、仕事が忙しく役所の窓口まで行けない方は、ぜひお近くのコンビニで取得しましょう。
まとめ
自営業の方の住宅ローン審査は容易ではありませんが、十分な収入があることを証明できれば問題ありません。
これから住宅ローンを申し込まれる際は、今回ご紹介したポイントを押さえて審査通過の可能性を高めましょう。
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