マイホームを売却する場合、リフォームする必要があるか悩む人もいることでしょう。
リフォームすると高く売れそうな気がしますが、実は逆に売れにくくなる可能性もあるんです。
今回は、不動産売却時のリフォームについてご紹介します。
不動産売却時のリフォーム①リフォーム費用
家のリフォームは、多額の費用がかかります。
部分的なリフォームでも「トイレ約40万円」「キッチン約80万」など、気軽には行えない金額です。
内装を全面的にリフォームするとなると、平均約1,000万円もの費用がかかります。
不動産売却時のリフォーム②査定への影響
「家を綺麗にすると高く売れる」と思われがちですが、実はリフォームしたからといって高く売れるとは限りません。
不動産の査定は築年数に大きく左右されるので、築年数が経過している家をリフォームしても査定額はなかなか伸びないからです。
しかも、リフォーム後の壁紙・床材などの内装やトイレ・キッチンなどの設備が買主の好みに合致するとも限りません。
良かれと思ってリフォームしたことが裏目に出る可能性もあるので、安易なリフォームは避けたほうが無難でしょう。
不動産売却時のリフォーム③有効な対策
1 最近人気のリノベーションとは
近年、中古住宅を全面的にリフォームする「リノベーション」が人気を集めています。
家を骨組みの状態にして内装をすべて交換するリノベーションは、設備はもちろん間取りまで変更することができます。
よって、リノベーション目的で家を探している買主は、壁紙・設備など内装の状態より価格を重視します。
2 簡易リフォームと掃除が有効
最近はリノベーション目的の買主が増えているので、基本的にリフォームしないほうが良いでしょう。
ただ、あまりにも壁紙がボロボロだったり、ふすまが破れていたりすると印象が悪くなるので、その場合は簡易リフォームすることをおすすめします。
また、内覧者の印象を良くするため、きちんと整理整頓・掃除しておくことも大切です。
特に水回りは水アカなど汚れが目立ちやすいため、念入りにチェックしてみてください。
まとめ
以上、不動産売却時のリフォームについてご紹介しました。
ますは簡易リフォームで売りに出し、売れなかったら追加リフォームを検討することをおすすめします。
もし、どこまでリフォームしたら良いか悩む状態の場合は、ぜひ不動産会社に相談してみてください。
KYODOハウジングでは、京都市・山科区での不動産売却を承っております。
