不動産会社が行う中古マンションの査定は、さまざまな条件を考慮して決定します。
査定に影響を与える条件には「築年数」「間取り」「立地」などがありますが、中古マンションの窓がついている「方角」にも査定に影響します。
今回は、中古マンションの査定に影響する方角についてご紹介します。
中古マンションの方角① 売却価格を左右する窓
中古マンションの窓の位置は、売却価格を左右すると言われています。
そのため売却前の査定では窓の方角も査定の対象になりますが、すべての窓が査定の対象になるわけではありません。
査定に影響を与えるのは「高さ1メートル以上・幅1.6メートル以上ある窓」で、それ以下の窓は対象外になります。
中古マンションの方角② 北東西はマイナス
●北向きの窓はマイナス10%
北半球の日本では南向きだと日当たりが良くなるため、「南向き信仰」という言葉があるほど南向きの物件が好まれます。
そのため同じ条件のマンションで窓の位置だけ違っていた場合、「窓が北向き」のマンションは「窓が南向き」のマンションより10%低く査定されます。
たとえば「窓が南向きのマンション」が1,000万円の査定だったとすると、「窓が北向きのマンション」は900万円と査定されます。
●東向きと西向きの窓はマイナス5%
北向きほどではありませんが、東向きと西向きの物件も5%ほど査定が低くなります。
窓が南向きの物件を「100」とすると、東向きと西向きの物件は「95」になりますが、一般的に朝日が射し込む東向きのほうが好まれます。
中古マンションの方角③ 方角以外で影響するもの
●角部屋
2つの方角に窓がある角部屋は「日当たり」「風通し」ともに良くなるため、査定が高くなります。
●見晴らし良好の部屋
南向きでも目の前にビルが建っていたり高台があったりすると、日当たりも眺望も悪くなります。
逆に、南向きでなくても目の前にビルなどがなく見晴らし良好であれば、魅力としてアピールできるので査定も高くなります。
まとめ
以上、中古マンションの査定に影響する方角についてご紹介しました。
一般的には日当たりの良い南向きに窓がある物件のほうが、それ以外の方角に窓がある物件より査定が高くなります。
しかし、日当たりが良すぎない物件を希望する人や、日当たりより眺望を重視する人もいるので、中古マンションを売却するときは長所をうまくアピールすると良いでしょう。
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KYODOハウジング メディア 担当ライター
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