家を売る理由は人それぞれであり、相続や老後に向けての住み替えなど、ある程度築年数が経ってからの売却の場合が多いですが、築浅の物件を売りに出すことも当然あります。
そういった場合、物件自体の価値は高くても売りにくいこともあり、思ったより時間がかかってしまうかもしれません。
そこで今回は、築浅の一戸建ての売却について解説します。
築浅の一戸建てを売却する場合は理由をはっきりさせよう!
まだ新しい家を売るきっかけは、転勤・離婚・親の介護・経済問題などさまざまです。
しかし、買主のほうは「なぜ新しい家が売りに出されているのだろう」と疑問に思うことでしょう。
そういう場合は、売却に至った理由をきちんと説明することで買主に納得してもらえ、購入を検討してもらえる可能性があります。
また、売りに出す理由が家の欠陥である場合は、必ずその旨を隠さずに買主に告知してください。
そうしないと、売主側が契約不適合責任を問われるおそれがあるからです。
ご近所トラブルでやむなく家を手放す場合も、告知義務はありませんが不動産会社に事情を話しておいたほうが良いでしょう。
築浅の一戸建ては価格が下がらないうちに早めに売却しよう!
築浅の一戸建ては、価格が下がらないうちに早期売却してしまうことをおすすめします。
なぜなら、築年数とともに売却価格の相場が下落していくからです。
築5年の一戸建て物件であっても、売却価格の相場は購入時の7割程度になり、築10年では5割、築15年ともなると2割程度まで下がってしまいます。
一方で、土地の値段は変化しません。
家の築年数が増えるにつれて売却価格は大幅に下落していくため、なるべく早いうちに売ってしまったほうがお得です。
また、築浅物件の売却希望数と売却件数はともに増加傾向にあります。
価値が下がらないうちに売ってしまおうと考えている方が増えているのです。
なるべく状態の良い物件を購入したいという買主の要望とマッチしたことが売却件数増加の要因でしょう。
築浅の一戸建てを早く売却するコツはあるの?
築浅の一戸建てを早めに売却したい場合は価格の設定に注意しましょう。
物件があるエリアの相場に沿った適正価格にしておけば失敗せずに済むはずです。
また、引き渡しと同時にローンが完済された状態になっていなければならないので、ローンのことも加味して決めましょう。
住宅設備に関しては買主との交渉次第なので、自分で要、不要を判断せずにそのままの状態をキープしておくのもコツです。
そして、無事に物件が売れても、翌年には確定申告が待っています。
控除を受けられる特例もあるため、しっかり税金対策したうえで確定申告に臨みましょう。
まとめ
築浅の一戸建て住宅を売る理由はさまざまですが、買主にはきちんと売却理由を説明しておきましょう。
築年数を経るにつれて価値が下がっていくため、決心がついたら早めに売却することが大切です。
築浅物件を売るためのコツも押さえておくとさらに良いでしょう。
KYODOハウジングでは、京都市山科区エリアを中心に不動産情報をご紹介しております。
不動産の相続や住宅に関するご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓