所有している土地を売却しようと検討しているものの、何かきっかけがなければどのタイミングで売却すれば良いのかわからず、気付けば何年も所有したまま…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここ数年、郊外の地価が下落していることもあり、売却を検討している方も少なくないと言われています。
今回は土地を売るタイミングについて、見極めるための基本的なポイントを解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
土地を売るタイミングは所有期間も考慮しよう
土地を売却するタイミングを見極めるのは難しいものですが、所有期間を目安にすることができます。
所有していた土地を売却して利益が得た場合、譲渡所得税として所得税と住民税を納税しなくてはなりません。
せっかくなら少しでも納税額を減らしたいですよね。
譲渡所得税は、土地の所有期間が5年以下の場合は30%の所得税と9%の住民税を納税しなければなりませんが、所有期間が5年を超えた場合は、所得税の税率が半分の15%、住民税は5%になります。
そのため、土地の所有期間が5年未満の場合は、5年を超えて譲渡所得税の税率が軽減されたタイミングで売却するのもひとつでしょう。
土地を売るタイミングは地価動向から見極める
新型コロナウイルスが世界中に蔓延して早数年、コロナ禍の日本においても地価の下落が続いています。
昨年、3大都市といわれる東京・大阪・名古屋においても8年ぶりに地価が下落する事態に陥っています。
今後、ワクチンがさらに普及することで地価が回復することが期待されるものの、今後もコロナの影響による地価下落が続く恐れがあるでしょう。
また、地価動向には人口も大きく関係しています。
都心部以外の郊外地域においては、年々人口減少による地価下落が続いているため、所有している土地に住む予定がない場合は、早めに売却することをおすすめします。
今後在宅ワークの普及などをきっかけに、さらに土地の地価動向も変動することが予想されるため、地価が大きく下落する前に売却できればベストでしょう。
まとめ
土地を売却するタイミングを見極めるには、所有期間を目安にするほか、地価動向も参考にすると良いでしょう。
コロナ禍の影響で、これまで人気が高かった都心部でさえ地価の下落が目立ちます。
一方で、大手企業の移転などをきっかけに地価が上昇している土地もあり、土地を売却するためには地価動向を予測することも大切です。
広い視野を持ちつつ、ご自身なりのタイミングを見極めてくださいね。
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