新しい家に引っ越したあとに不動産を売却する場合、売却する家のライフラインは家を空けたらすぐに解約してしまおうとする方もいます。
しかし、もう住まないからといってすべてのライフラインを解約してしまうと、売却活動で少し困ったことになりかねません。
ここでは、そのことを踏まえた上でライフラインを解約するタイミングについて解説します。
ライフライン解約のタイミング！電気は引き渡し直前
まず、電気を解約するタイミングは引き渡し直前がベストです。
家で暮らすわけではないため必要ないと感じるかもしれませんが、電気は物件案内時に照明を付けるためには必須となります。
物件案内では、いかに部屋の中を明るく見せられるかがポイントであるため、室内を明るく見せるために照明は欠かせません。
物件案内時のことを考えて、電気は解約せずに部屋の照明も取り外さず付けたままにしておきましょう。
また、夏や冬には快適に内覧してもらうために案内時にエアコンを使用することもあります。
したがって、電気は売買契約が終わって引き渡し直前に解約するようにしましょう。
ライフライン解約のタイミング！水道も引き渡し直前に
水道は案内時に使用する機会は少ないですが、解約するのは引き渡し直前がベストです。
なぜなら、物件案内前にはこまめな掃除が欠かせません。
電気さえあれば掃除機が使えますが、トイレやキッチンなどの水まわりを拭いたりフローリングを拭いたりと、水拭きが必要になることもあり得ます。
また水道は長期間使用せずにいると、下水道から異臭が上がってきて部屋にこもってしまうことがあります。
買主の印象を良くするためにも、案内時に物件内を清潔にすることは必要不可欠であるため、水道も電気と同様に契約完了後の引き渡し直前に解約するようにしましょう。
場合によっては、契約完了後に買主が掃除に訪れる可能性もあります。
ライフライン解約のタイミング！ガスは退去と同時に
ライフラインのうち、唯一物件案内の立ち会い時に必要ではないものがガスです。
引き渡し日が決まったら利用ガス会社へ連絡して、ガス停止の日程を決めます。
後日、ガス停止作業に立ち会いをして完了となります。
物件案内時や引き渡し直前にも使用する可能性は低いため、ガスは空き家になった時点で退去と同時に解約しても問題ありません。
まとめ
不動産の売却を行う際、退去と同時にライフラインを解約してしまいそうになりますが、電気と水道は引き渡し直前まで解約しないようにしましょう。
ライフラインの解約は電話またはインターネットなどからおこなえますが、段取りよく進めるためにも手順を把握しておくと良いかもしれません。
KYODOハウジングでは、京都市山科区エリアを中心に不動産情報をご紹介しております。
不動産の相続や住宅に関するご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
