土地の購入は人生のなかでもとくに大きな買い物のひとつであり、手順を誤ると損をしたりトラブルに繋がったりする恐れがあります。
しかし、初心者でも手順と注意事項を把握しておけば不安に思う必要はありません。
今回は、はじめて土地を購入する人に向けて、土地探しから購入までの流れと注意点を紹介します。
土地購入手順と流れを紹介
一般的に、土地を購入するための手続きは土地探し・買い付け・契約・引き渡しの4つのステップに分かれます。
まずは、希望の立地や条件に合う土地を見つけなくてはいけません。
専門業者に相談したり、Webに掲載されている情報参考にしたりして土地を探します。
買いたい土地が見つかったら、土地の持ち主に「買い付け」をおこないます。
買い付けの流れとしては、まず土地の売主に対して必要書類を提出し土地を購入したい旨を伝えます。
契約前段階ではあるものの購入を前提として話を進めるため、買い付け前に土地の詳細や注意点について確認しておく必要があります。
買い付けが遅れると他の人に先を越される場合もありますが、確認を怠るとトラブルに発展する恐れがあるため慎重に確認しましょう。
また土地購入に当たり融資を受ける場合は、売主との交渉と並行して銀行との相談も進めましょう。
土地の売り主と合意が取れたら、契約に進みます。
売買契約時に、手付金として土地の総額の10〜20%程度を支払うのが一般的です。
無事契約が完了したら土地の引き渡しを受け、残金を支払います。
土地購入の手順別注意点
土地購入の手順ごとに、注意すべき点を紹介します。
<買い付け時>
土地の条件は広告などに記載されている内容と異なる場合があります。
もしはっきりしない部分があれば、遠慮せず売主に確認しましょう。
現地の状況が登記情報と異なることもあるため、自分で登記情報を確認するとともに現地へも足を運んで状況をチェックしましょう。
自分できちんと確認しておくことで、「隣地との境界線が不明瞭」「更地のはずなのに建物が残っている」といったトラブルの防止に役立ちます。
<契約時>
購入の合意が取れて契約書を受け取ったら、内容をよく確認しましょう。
合意事項が契約書に正しく反映されているか、不利な条件となっていないかを確認することは、買主本人の義務とされます。
相手に悪意があっても契約を結んでしまえば覆すことは困難なので、必要に応じて専門家の手を借りながらしっかり確認しましょう。
まとめ
初心者が土地を購入するときは不安も多いものですが、注意点をあらかじめ確認しておけばトラブルを避けることはさほど難しくありません。
不明点をあやふやなままにせずしっかり確認し、不安のない取引をおこないましょう。
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