桜が日本に伝わる前から日本人に愛されてきた梅は、2月中旬~3月上旬に見頃を迎えます。
可憐な白梅にあざやかな紅梅、つつましやかな一重咲きに華やかな八重咲きなどさまざまな花をつけ、さらにふくよかな香りで見る人を楽しませてくれます。
京都市山科区でマイホームを購入したら、毎年山科区の梅見スポットに出かけるのも素敵ですね。
そこで今回は、山科区の梅見スポットをご紹介したいと思います。
京都市山科区の梅の名所!小野梅園とは?
梅の名所として知られる隨心院の小野梅園には、200本もの「はねず梅」が植えられています。
はねず梅は、はねず色(白みの強い薄紅色)の花をつけることからこの名で呼ばれるようになりました。
3月中旬から下旬になると、八重咲きのはねず梅があでやかに咲き誇ります。
随心院は小野小町ゆかりの寺としても知られており、2020年3月29日には小野小町や深草少将に扮した少女が梅の枝を持って舞う「随心院はねず踊り」が開催されます。
なお、随心院や小野梅園へのアクセスは地下鉄東西線小野駅から徒歩5分です。
京都市山科区の梅の名所!勧修寺とは?
ここでは、小野梅園とともに京都市山科区の梅の名所として知られる「勧修寺」についてご紹介します。
平安中期(900年)に醍醐天皇によって建立された勧修寺は、真言宗山階派の寺院です。
広大な池泉回遊式庭園「勧修寺庭園(氷室園、氷池園とも)」には梅・桜・蓮・楓などが植えられており、四季折々の美しさで訪れる人を楽しませてくれます。
特に、江戸時代に京都御所から移植されたと伝わる樹齢300年の「臥竜(がりゅう)の老梅」がよく知られています。
根元に残っている木が「親」で大きな枯木が「子」、生長中の木が「孫」とされており、まるで大きな竜がとぐろを巻いてうずくまっているようにも見えます。
現在花を咲かせているのは「孫」の木だけですが、3代続くめでたい木として親しまれています。
やさしく可憐な白い花を咲かせる臥竜の老梅は、2月中旬から3月上旬が見ごろとなっています。
勧修寺へのアクセスは、地下鉄東西線小野駅から徒歩6分です。
駐車場があり車でもアクセス可能ですが、せっかくなので観光をかねて街を散策しながら向かうのがおすすめです。
まとめ
これまで京都市山科区の梅の名所「隨心院の小野梅園」や「勧修寺」についてご紹介しましたがいかがでしたか?
京都市山科区でマイホーム購入を検討している人や梅の季節に京都市山科区へ行く人は、ぜひ梅の名所にも足を運んでみましょう。
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