相続した実家を不動産売却したくても、遺品整理がなかなか進まず子どもが困るケースがあります。
遺品整理は思い出整理でもあり、どうしても時間がかかるので、本人が元気なうちに整理しておくと、残された家族に負担がかかりません。
不動産売却の遺品整理で子どもが困るケースや、生前整理のおすすめ方法をみていきましょう。
不動産売却の遺品整理において捨てられないで子どもが困る物トップ3
不動産売却を進めるには遺品整理が必要ですが、思い出の品などは思い切って捨てられないので、作業がなかなか進まないケースがあります。
処分に困る遺品のトップ3をみていきましょう。
▼写真
親や家族の写真は思い出が詰まっていて、処分しにくいものです。
ついアルバムのページをめくって懐かしむなど、片付けがはかどらなくなる場合も考えられます。
昔の写真は画像データがないので、処分を思いとどまってしまいます。
▼本
本の量が多いと処分するにも労力が必要で、重さもあるため運び出すのも一苦労です。
古本屋へ買い取りを依頼したり、古紙回収の場所へ持って行ったりと、何かと手間がかかります。
▼コレクション
コインや切手などのコレクションは、興味のない者からすると価値が分からず、処分に困ります。
鑑定してもらおうにも、依頼先探しに手間がかかり、そもそも鑑定結果が合っているのかさえ判断できないケースもあります。
不動産売却で子どもが困る遺品整理を家族と一緒に生前整理しよう
不動産売却で子どもが困る遺品整理は、生前に家族と一緒に整理するのがおすすめです。
親自身でいる物といらない物を分別し、いらない物を処分して身軽な老後を迎えるように整理しておきましょう。
生前整理のポイントは、「捨てる」「残す」「保留」の3種類に分けた持ち物分類です。
すべての持ち物を3種類でタグ付けすると、整理作業がはかどります。
残す基準を定めて、今後の生活にも必要な物かをよく考えるとよいでしょう。
収納ケース2個分までなど、物理的な範囲を決めるのもよさそうです。
場所をとるような思い出の品は、写真に撮りデータとして残しておく方法もありますよ。
自身で捨てられない物については、エンディングノートなどにどのように処分してほしいか希望を書いておくと、残された家族を悩ませないでしょう。
まとめ
不動産売却のときには、遺品整理で子どもが困るケースが多いので、生前に持ち物の整理を進めましょう。
家族での生前整理はおすすめで、思い出を皆で楽しみながら、老後や死後についての話ができます。
親が元気なうちに、将来の方向性について意識を共有しておくと、親も子どもも満足のいくお別れができるでしょう。
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