終活をする際に考えるポイントとして、不動産の売却を行うことが挙げられます。
遺産相続においてトラブルの元となるのが、不動産だからです。
相続人が複数いる場合、不動産をどのように分けるかでトラブルが起こりやすいのですが、売却して現金に替えておけばスムーズに分けることができます。
売却をすることで、終活をトラブルなく進めることができるのです。
今回は終活とはどのようなものなのか、また、不動産の売却の終活を行う際に必要な準備などについてご紹介していきます。
今終活を考えている方、もしくはもうすでに終活に取り組んでいる方は是非最後までご覧ください。
不動産の売却と終活①終活とは
終活での不動産売却の準備についてご紹介する前に、終活とはどのようなものなのかを説明しましょう。
<終活とは>
簡単に言うと、終活とは自分が死んだ後のことについて生きているうちに準備を進めておくことを指します。
主に身辺整理をするだけでなく、自分の人生を振り返ったり家族に対して感謝の気持ちを表したりする良い機会となるのです。
また、本人だけで終活を進めるのではなく、家族と一緒に意見を交えながら終活を進めることも珍しくありません。
遺産相続問題においては、生前によく家族とコミュニケーションをとっていなかったことによってトラブルへと発展するケースが多いため、家族と一緒に終活の方針を決めることは重要なポイントです。
不動産についても、例外ではありません。
不動産の売却を生前に行っておくことは、遺産相続のトラブルを未然に防ぐのに有効な方法と言えるのです。
不動産の売却と終活②終活に必要な準備
続いて、終活で不動産の売却を行うことを考えた場合に必要な準備についてご紹介していきます。
<終活に必要な準備>
終活に必要な準備について、まず法定相続人は誰に当たるのかというのをよく確認しておくことが重要です。
その次に、相続時にトラブルとならないように、遺言を書いて誰に相続してもらいたいかという意思を明確にしておきましょう。
遺言がない場合、最悪トラブルになってしまいかねません。
また、相続したものには相続税がかかります。
不動産についていえば、相続税率は土地や建物によって異なるため、生前の内にしっかりと相続税対策をしておきましょう。
最後に、先ほども少し触れましたが、終活は本人だけでなく身内も一緒に考え、話し合うことが大切です。
コミュニケーションを取るいい機会となるため、終活をする際には家族にもそのことを伝えるようにするといいでしょう。
まとめ
終活とは何なのか、終活をする際の準備などについてご紹介してきました。
何度も言うように、終活は本人だけでなく、家族で一緒に話し合いコミュニケーションをとるいい機会にもなります。
是非、積極的に終活について話し合ってくださいね。
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