不動産相続の際に、相続税を少しでも安くしたいと思うけど、「どうすればいいのか分からない」とお悩みの方も多いと思います。
正しい方法で賢く対策をすることで、相続税は驚くほど節税することができるのです。
今回は、不動産における相続税対策で、上手に節税するポイントをいくつかご紹介します。
相続税対策①不動産を活用
相続税対策の方法は沢山ありますが、最も節税の効果が大きく得られるのは、不動産を活用する方法だと言われています。
不動産を活用する相続税対策にも、いくつか種類があります。
まず、賃貸のマンションやアパートを、建築または購入する方法です。
最近、「相続税の対策として不動産を購入する」という声をよく聞きますよね。
そうする人が増えているのは、不動産の時価と相続税評価額に差が生じることが大きな要因かと思われます。
つまりは、土地や建物の購入金額を時価と考えると、相続税を計算する際の評価額はその時価よりも低くなるということです。
例えば、1億円の現金を手元に置いておいても、相続が起きた場合評価額は1億円のままですよね。
しかし、この1億円を土地に変えたとすると、相続時の評価額は8割程度になり、2割程お得になる計算になります。
さらに、この上に賃貸用の建物があると、これよりも2割程減額されるため、結果として時価と比較すると4割程度も節税が可能となる訳です。
ただし、注意したいのは、その後の見通しのない、節税目的のみの不動産の購入です。
不動産の購入は、非常に高額であることが多いですよね。
節税のためだけに購入しても、その後どんどん空室が増えて、その不動産自体の資産価値が下がってしまうと意味がありませんので、不動産の購入は計画的にしっかりと考えて行いましょう。
この他にも、不動産の活用で相続税対策をする方法は色々あります。
タワーマンションの高層階や、ワンルームマンションを購入する方法や、郊外に現在お住まいなら都心に引っ越すことでも、相続税が節税できる場合があります。
相続税対策②生前贈与と生命保険を活用
不動産を活用する方法以外でも、相続税対策が出来ます。
一つは、生前贈与を活用した方法です。
最も手軽で、メジャーな方法だと言えます。
次に生命保険を活用した方法です。
これも比較的人気のある方法で、リスクが少ないことが特徴です。
ここまで紹介した、この「不動産」「生前贈与」「生命保険」の3つが相続税対策の中では、よく行われているものとなります。
他にも養子縁組を利用した方法や、お墓を生前に購入する方法など様々な方法がありますので、自分にあった方法は何なのか検討してみましょう。
まとめ
今回は、不動産における相続税対策についてご紹介しました。
多様な対策方法の中でも特に節税効果が高いのが、不動産を活用した方法です。
どの方法がいいのか迷った際には、不動産相続に強い不動産会社に相談してみるのも良いでしょう。
KYODOハウジングでは、京都市山科区エリアを中心に不動産情報をご紹介しております。
不動産の相続や住宅に関するご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。