マイホームを購入する上で欠かせないのが住宅ローンです。
中でもフラット35は、借入期間中の金利が固定されているため、資金計画を立てやすく人気を集めている住宅ローンです。
そんなフラット35の特徴やメリットを紹介します。
フラット35は、借入時点で金利が固定されるタイプの住宅ローンです。
したがって実際の支払い総額がはっきりする特徴があります。
住宅ローン フラット35のメリット
・繰上返済の手数料が無料
住宅ローンの繰上返済をする際には、1〜3万円ほど手数料がかかりますが、フラット35ならかかりません。
ネットサービスなら10万円以上、金融機関の窓口なら100万円以上からの返済にはなりますが、繰上返済をうまく活用したいと考えている人には魅力的です。
・高品質の住宅ならお得に借入できる
省エネルギー性能や耐震性能などで一定の基準を満たしていれば、フラット35Sのプランを利用でき、借入当初の5年もしくは10年間、利率が引き下げられます。
例えば省エネ住宅であれば、年間の冷暖房費を節約できます。
耐久性・可変性に優れた長期優良住宅であれば、定期的に訪れる修繕リフォームがしやすい構造であるなどの特徴を持っています。
税制でも優遇措置を受けやすかったりと、コスト面のメリットが豊富です。
・フラット20と併用可能
借入期間が15年〜20年のフラット20なら、より低い利率が適用されますので、総返済額を抑えることが可能です。
一般的な会社員ですと、50代後半頃から収入が大きく下がります。
そのため定年退職までに完済へ近づけることが理想ですが、借入期間を35年にすると退職後もローン残債が大きく残っている可能性が高いです。
そこで借入時点から定年退職まではフラット20と併用し、以降はフラット35部分のみの借入とし、退職後の支払額を抑える利用方法があります。
住宅ローンでフラット35の利用が向いている人
・団体信用生命保険（団信）に加入できない人
通常の住宅ローンでは、団信の加入が必須です。
しかしフラット35は団信加入が任意ですから、健康上の理由で加入できない人でも利用できるローンです。
・金利変動を気にしたくない方
全期間固定金利の場合は、変動タイプや短期固定タイプよりも利率は高めに設定されています。
その代わり金利変動リスクが小さいので、市場動向を気にしたくない方や、低金利のタイミングで借入をするならフラット35がオススメです。
・審査が緩い
収入が不安定と見なされやすい自営業の方でも、他のローン商品より審査が通りやすいです。
同じ商品名でも金融機関により、審査の厳しさや具体的な手数料等が異なります。
そのため他の住宅ローン審査が通りにくい方でも、融資を受けられる可能性が高まります。
まとめ
住宅ローンのフラット35について解説しました。
借入時点より利率が下がっても支払う総額が変わらない点はデメリットですが、事務手数料が優遇されているなどお得なポイントが多数ある商品です。
何よりずっと金利が変わらないのは資金計画が立てやすいので、とても便利な住宅ローンといえるでしょう。
京都市山科区でマイホームの購入を検討している方は、KYODOハウジングまでぜひご相談ください。
