不動産の売却を考えた時、全体の流れを把握することはトラブルや不満を防ぐためにも欠かせない重要なポイントです。
特に売り出す際の流れを理解すると、希望した条件で売却しやすくなりますよ。
今回は不動産売却の際、売り出しから売買契約までの流れについてお話します。
不動産売却の流れ①:物件の売り出し
不動産と媒介契約を結んだら、いよいよ物件を売り出します。
売り出す際に最も重要なポイントは物件価格なので、希望額と共に査定価格、市場の動向をチェックしていくらで設定するか検討しましょう。
また物件に関する情報はできるだけ開示し、譲れる条件や譲れない条件を明確に決めておいて下さいね。
そして、不動産会社と契約した形態が「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」の場合、定期的に売り出しの状況報告があるので、連絡がとれるようにしておきましょう。
不動産売却の流れ②:条件交渉
物件を売り出すと、見学者が訪れるようになります。
購入希望者が物件の見学をすることを考えて、室内・室外のどちらも掃除をしてきれいにし、印象を良くしましょう。
見学をして気に入った方が現れたら、仲介する不動産会社の担当者を通じて売買条件の交渉をします。
価格や代金の支払い方法、引き渡しの日程など慎重に話し合い、双方に納得のいく取引を心がけましょう。
また後々のトラブルを防ぐためにも、物件に不具合や瑕疵がある場合は、購入希望者に正確に伝えた上で交渉をして下さいね。
不動産売却の流れ③:売買契約
交渉が無事済んだら、売買契約へ進みます。
契約内容を今一度しっかりと双方で確認し、仲介している不動産会社に「重要事項説明書」も交付してもらいます。
双方が取引の条件や契約内容、重要事項説明に納得したら、不動産売買契約書に署名・捺印し契約が締結です。
契約が締結すると取り消すことは難しいので、必ず契約内容は見落としやあいまいな点を残さないよう確認しておきましょう。
そして契約の締結時には買主から売主に手付金を支払います。
手付金は、販売価格のだいたい5~10%の金額を受け取ることになります。
また売買契約が無事に締結した後は、所有権の移転や引き渡しの準備を進めなくてはいけません。
契約内容の期限を過ぎると違反になってしまう恐れがあるので、迅速に準備を始めて下さいね。
おわりに
物件の売り出しから売買契約までの流れを知ることは、スムーズで納得のいく取引をする為にも大切なことです。
トラブルを防止するためにも、事前にしっかりとチェックしておいて下さいね。
私共KYODOハウジングでは、京都市山科区の不動産売却をお手伝いしております。
納得のいく取引をサポート致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。