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住宅ローンのダブルフラットとは?特徴やメリット・デメリットをご紹介

カテゴリ:住宅ローンについて

住宅ローンのダブルフラットとは?特徴やメリット・デメリットをご紹介

老後2,000万円問題もささやかれるなか、定年後に住宅ローンの返済を続けられるか不安を覚えてはいないでしょうか。
そこで、将来の返済負担を減らす方法としておすすめなのが、住宅ローンの「ダブルフラット」の利用です。
今回はダブルフラットとはなにか、活用する場合のメリット・デメリットや注意点などをご紹介します。

住宅ローンのダブルフラットとはなにか

ダブルフラットとは、借入期間が21年~35年に設定されている「フラット35」や、借入期間が15年~20年の「フラット20」を2つ組み合わせて、1つの住宅で2つの住宅ローンを組む方法です。
上記のように返済期間の異なる商品同士を組み合わせるパターンや、フラット35とフラット20の2種類を組み合わせるパターンがあります。
住宅ローンをあえて二重で支払う期間を設けることにより、定年後など一定期間を過ぎた後の住宅ローン返済額をコントロールできます。

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ダブルフラットを活用するメリットとは

仮にフラット20を返済期間15年、金利1.21%で1,000万円、フラット35を返済期間35年、金利1.30%で2,000万円借り入れたとしましょう。
この場合の総返済額は35,844,158円となり、フラット35の1本で3,000万円の融資を受ける場合と比較して、総返済額が約151万円も安くなります。
2本のうち1本の住宅ローンを完済した後は、月々の住宅ローン返済額が下がることもダブルフラットのメリットです。
「現役世代の間は余裕があるけれど、定年後も同じ金額の返済を続けられるか不安」といった方は、ダブルフラットを組んで将来の返済額を抑えましょう。

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ダブルフラットを活用するデメリットや注意点とは

将来的な返済額を減らせることはダブルフラットならではの魅力ですが、一方で借入当初は住宅ローンを二重で支払う必要があるため、返済額が大きくなる点に注意が必要です。
2つの住宅ローンを別々に組むことになるため、抵当権の設定や契約書の印紙代といった諸費用が2倍かかる点もデメリットです。
また、そもそもダブルローンを取り扱っていない金融機関も多いため、ダブルフラットを利用したくても利用できない場合があります。

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ダブルフラットを活用するデメリットや注意点とは

まとめ

ダブルフラットとは「フラット35」などの住宅ローンを2つ組み合わせて利用する方法です。
ダブルフラットを利用することにより総返済額を減らせるほか、老後など将来の住宅ローン返済額も引き下げられます。
ただし借入当初は返済額が大きくなる点や、通常の2倍の諸費用がかかる点には注意しましょう。
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