京都市山科区は、京都駅や大阪へのアクセスも良く、さまざまな世代の方の移住先として人気のある地域です。
山科区には、便利な買い物施設や個性あふれる飲食店だけでなく、豊かな自然や歴史に触れられる名所もたくさんあります。
そこで今回は、山科区にある「双林院」の魅力についてご紹介します。
京都市山科区にある双林院の概要とは
JR山科駅の北側には広い山林が広がっていて、そのなかに自然に囲まれたいくつかの寺院があります。
天台宗の寺院である双林院もその1つで、創建されたのは、1665年の江戸時代です。
双林院は、現在でも、公海大僧正によって毘沙門堂とともに建立された「毘沙門堂門跡の塔頭」として知られています。
本尊として祀られているのは、病気治癒や子宝などのご利益があるとして、江戸時代に信仰が広まった大聖歓喜天です。
地域の方々からは、親しみを込めて「聖天さん」や「山科聖天」と呼ばれています。
境内には、聖天堂のほかに不動堂があり、比叡山から勧進された不動明王などが祀られていて、内部で大護摩が焚けるように屋根の上が煙突になった造りをしています。
それ以外にも、不動の滝などの見どころも多い寺院です。
●所在地:京都市山科区安朱稲荷山町18-1
●営業時間:9時~17時(冬季は16時まで)
●定休日:なし
●アクセス方法:京都市営地下鉄東西線・山科駅から徒歩15分、名神高速道路・京都東ICから約10分
●駐車場:5台分あり
京都市山科区にある双林院の見どころとは
双林院でとくに信仰を集めているのが、本尊である大聖歓喜天です。
頭部が象の形で首から下は人間の姿ですが、男女が向かい合って抱き合う形になっていて、男女和合や陰陽和合といった調和のとれた状態を表しています。
聖天堂には、武田信玄などが奉納した約100体の歓喜天も祀られていて、お参りに来る方が後を絶ちません。
また、山門の正面に位置する不動堂も、見どころの1つです。
不動堂の本尊は、明治時代に比叡山から勧進された不動明王で、織田信長の比叡山焼き討ちの際に傷ついた仏像を集めて作られたという珍しい由緒を持っています。
さらに、不動堂の右奥にある不動の滝も人気のある場所です。
細い1本の滝の脇には石造りのお滝不動が祀られていて、石不動明王を拝めます。
この場所では、不定期ながら滝行体験もおこなわれ、心身をリセットできると人気です。
そのほかにも双林院では、春の桜や夏の緑、秋の紅葉や冬にできる滝の氷柱など、四季の風景も楽しめます。
おすすめ物件情報|京都市山科区の物件一覧
まとめ
京都市山科区でマイホームの購入を検討されているなら、毎日の疲れを癒してくれる静かなスポットを探してみてはいかがでしょうか。
双林院は、自然豊かな静かな場所で、願いの叶う山科聖天は地域の方からの信仰を集めています。
秘仏である本尊を納めた聖天堂などの見どころもぜひチェックしてみてください。
KYODOハウジングでは、京都市山科区の不動産売却など幅広く対応しております。
不動産の相続や住宅に関するご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓