一戸建ての購入を考える際に、まず検討するのは「資金が十分か?」ではないでしょうか。
一戸建てを購入する場合、土地と建物の費用以外にもさまざまな諸経費が発生するので、その金額も計算に入れておく必要があります。
予算として、これら諸経費がいくらぐらいかかるかを含めておかないと、予算が足りない事態に陥ってしまう場合も。
今回は、一戸建て購入にかかる諸費用について、税金とローンを中心に紹介します。
内容と、項目ごとにいくらぐらいかかるかをまとめました。
一戸建て購入の諸費用①税金はいくら?
一戸建てを購入すると、さまざまな税金を支払わなくてはいけません。
具体的に紹介していきます。
1つは、売買契約書に添付する印紙税です。
印紙税は、購入金額により、いくらかかるかが変わりますが、1万円程度と大きな金額ではありません。
土地や建物などを購入すると、持ち主は不動産の所有権を登記する必要があり、このときにも税金を支払います。
また、住宅ローンを組んだ場合、担保として抵当権の登記をおこなうので、これに関する費用も発生します。
登記の際には、国に支払う税金のほかに、手続きを代行する司法書士に対して報酬が発生します。
登記に関する費用は、不動産の購入金額により異なり、金額が大きくなるほど支払う税額が上昇します。
また、購入後は毎年固定資産税を支払わなくてはいけません。
これらの税金は、節約することはできないため、はじめから必要な諸経費として計算に入れておく必要があります。
一戸建て購入の諸経費②ローン費用はいくら?
一戸建てを購入する際に、多くの人が住宅ローンを利用すると思います。
このローンの借り入れにかかる費用も諸経費の一部です。
住宅ローンを組むと、金利以外に大きく2つの費用がかかります。
・事務手数料
・保証会社に支払う保証料
です。
事務手数料は、借り入れの際に支払う手数料で、数万円が相場です。
住宅ローンを借りる場合、万一返済が滞ったときに備えて、保証会社を利用するのが一般的です。
このとき、保証会社に支払うのが保証料です。
保証料は、金融機関独自で決まっており、借入金額や信用評価により変動しますが、相場として20〜50万円となっています。
また、保証料がかからない金融機関もありますので、チェックしてみてください。
まとめ
一戸建てを購入する場合、これらの諸経費がかかります。
物件の金額の10〜20%程度を見込んでおくと安全です。
ぜひ予算に余裕を持って、計画するようにしましょう。
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