戸建てやマンションなど、自宅として利用する不動産を購入する際に考えるポイントはいくつがあります。
そのなかで、日々の生活の快適さに大きく影響するのが部屋の間取りと動線です。
動線はあとから変更することが難しいので、プランニングの段階からよく検討をしておく必要があります。
この記事では、不動産の間取りを決める際に動線をどう考えるか、ポイントや決定のコツを詳しくご紹介します。
不動産の動線を考えるポイント①生活動線
最初に考えるのは「生活動線」についてです。
生活動線とは、リビングからお風呂やトイレに行ったり、玄関から自室へ行ったりするなど、日々の生活のなかで家族が動く動線を指します。
ひんぱんに行き来する動線が長くなると、使いにくい間取りだと感じてしまうことになります。
また、動線が重なるため、朝や夜間など家族みんなが家にいるときに渋滞してしまうなどトラブルも引き起こすことがあります。
家は複数人で利用することが前提ですので、誰かが不便を強いられると不満のもとになります。
間取りを考える際に、それぞれの生活パターンや行動を振り返り、どのような生活動線が適切かを検討する必要があります。
バランス良く生活動線を引くようにすると、その後の生活を快適に送ることができます。
不動産の動線を考えるポイント②家事動線
もう1つ検討すべき不動産の動線が、家事動線です。
名前の通り、家事をおこなうための動きを指します。
キッチンからリビング、キッチンから水回り、洗濯機置場からベランダなど、家事をするための動線を検討する必要があります。
日常生活を送る動線と、家事の動線は異なるので、それぞれ検討することがポイントです。
家事動線をスムーズにする方法として、キッチン、トイレ、お風呂の水回りをひと筆書きできるようにして、行ったり来たりをなくす方法があります。
あるいは、家事をする場所を1カ所にまとめてしまうやりかたもあります。
水回りなど、あとで改善が難しい場合、設計段階から家事動線が適当かを考えておく必要があります。
実際の図面に動線を引いてみることや、改善点がないかを考えてみることにより、不都合を洗い出すことが可能になります。
まとめ
生活動線と家事動線のどちらを優先するかは、家族構成や生活に対する考え方、ライフスタイルで異なります。
しかし、できるだけバランスを取ることが全員の満足につながるので、両立できるように検討してみましょう。
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