京都市は外国人観光客も多く訪れる都市で、日本を代表する観光地として有名ですが、子育て支援制度も充実しているので子育て世帯にとって住みやすい地域です。
京都市では「子育て・教育環境日本一・京都」をスローガンに掲げていることからも、子育て環境の改善へ力を注いでいることが分かります。
具体的な京都市の子育て支援制度として、「子ども医療費支給制度」や「保護者同伴の幼児運賃全員無料化」が挙げられます。
そこで今回は京都市の子育て支援制度をまとめました。
京都市のおすすめ子育て支援情報①子ども医療費支給制度
京都市では、世帯者の所得に制限を設けることなく安心して子育てができるように、病院を受診した際に保護者が支払う自己負担額の一部を支給する制度があります。
「子ども医療費支給制度」は交付申請書に記載事項を入力し、子どもの名前が記載された健康保険証のコピーを添えて郵送するだけで手続き完了ですし、入院・通院どちらにも対応しているありがたい制度です。
「子ども医療費支給制度」の対象は、京都市内に在住で社会保険や国民健康保険などの健康保険に加入している中学校3年生までなので、病院やクリニックで小児科を受診されている方は概ね該当者であると考えて良いでしょう。
また、柔道整復、鍼灸、接骨院・整骨院などで診療を受ける場合も、療養費支給申請書のコピーと医師の同意書のコピーがあれば「子ども医療費支給制度」を利用することができるので、子どもの通院治療の幅を広げることができます。
特に小学校以上に年齢が上がってきますと風邪を引く頻度が減ってきますが、運動中の怪我や故障など治療が必要となる分野が変化していきますので、「子ども医療費支給制度」の適応が幅広く整備されている点は秀逸です。
京都市のおすすめ子育て支援情報②保護者同伴の幼児運賃全員無料化
京都市では、保護者同伴で市バス・地下鉄に幼児が乗車する場合は、幼児運賃を全員無料化する子育て支援制度を導入しています。
この制度は平成27年6月1日から実施されており、全国の公営交通としては初めての試みとなりました。
以前から交通事業者によっては同伴者1名につき幼児2人までは無料となっていましたが、今回からは「全員」の幼児運賃が無料となった点が変更点であり、1歳未満の乳児の幼児運賃はこれまで通り全員無料です。
特に京都市内はバスが重要な交通機関となっていますから、バスに乗車する人数が多い子育て世帯にとっては大きな制度です。
まとめ
いかがでしたか。
京都市では「子育て・教育環境日本一・京都」をスローガンに掲げており、市が一帯となって子育て環境の改善へ取り組んでいます。
中学校3年生までの子ども医療費が助成される制度、保護者同伴の幼児運賃が全員無料となる制度など、具体的な京都市ならではの子育て支援制度がすでに開始されていますので、安心して京都市内でのお住まいを探しましょう。
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